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文科省、センター試験廃止検討 複数受験



文部科学省は6月5日、大学入試センター試験を廃止
することの検討を始めた。かわりに高校在学中に
複数回受けられる全国統一試験を設けて
大学入試に活用するという。この統一試験を「到達度テスト」
と仮に呼んでいる。
この試験によって大学受験者の学ぶ意欲を引き出し、これによって
高等教育の質を高め、国際社会で活躍できる人材の育成
しようというものだ。
到達度テストは年2~3回実施し最も成績の良かったものを大学受験
に利用できるようにする。問題は3段階のレベルに分けて
進学先の条件に合わせて選ばせる方針である。
センター試験はそれまでの共通一次試験が画一的な運用で大学の
序列化を招いたという反省から、各大学が活用方法を独自に
決められるように仕組みを変更した。
しかし受験のチャンスは年1回に限られ、共通一次を同様に
受験生をふるい落とすための手段となっている。

複数回試験することが学ぶ意欲を引き出すことになるかどうか疑問だ。
確かに複数回試験をやることで学力を正確に把握できるだろう。
しかしながら、回数が増えることで高校生が到達度テストの
勉強に追われ、学業以外の活動が十分できなくなるという
問題もある。


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